女の子のワンちゃんの性周期についてですが、一般的に初回発情は小型犬では生後7〜9ヶ月齢で認められることが多い。
発情前期:落ち着きがなくなり、飲水量が増え頻尿になることもあり、外陰部の腫れ・充血・血液っぽい分泌物を認める。この時期は1週間程度続きます。実際はこの時期は雄犬の交尾は許容しないことが多い。
発情期:外陰部の腫れが落ち着き、血液っぽい分泌物が落ち着いてからが真の発情期であり、この時期に雄犬の交尾を許容する様になります。この時期も約1週間ほどです。
発情休止期:この時期の特定は微妙で、発情兆候が終わり雄犬の交尾を拒否する様になった時点となります。
無発情期:その後、次の発情前期までの期間が無発情期となります。平均して5ヶ月程度です。
以上が女の子ワンちゃんの性周期になります、実際の厳密な性周期の特定は血液検査で性ホルモンの値を測定したり、膣の細胞評価などをして特定していきます。
初回発情(生まれて初めての発情期)は不定期になりやすく、血液っぽい分泌が2週間続いたり、逆に分泌物が目立たない子もいます。